デイケア雅の郷
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リハビリテーション
 ひとくちメモ
日本脳神経外科学会専門医、日本脳血管内治療学会専門医である私が最近の耳よりな情報について意見を交えて書き記しています

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脳腫瘍について
  頭蓋内にできた新生物(できもの)の総称です。
細胞の性質としては良性のものと悪性のものがありますが、たとえ良性とはいえ出来る場所によっては、いろいろな神経症状を呈したり、生命にかかわるものもあるのです。

分類
 

1、脳実質からできる腫瘍
2、脳以外のところ(たとえば血管、髄膜など)からできる腫瘍
3、胎生期の遺残組織からできる腫瘍
4、転移性腫瘍(肺癌、乳癌など)

 
 

いずれも大きくなってきますと脳を圧迫してきますので、頭痛、吐き気などが少しずつ進行してきます。できる場所によっては、麻痺がでできたり、いろいろな神経症状を呈します。

CTscanにてほぼ診断は可能です。
脳腫瘍と診断した場合精密検査が必要になります。MRIや脳血管撮影です。
これによって1−4までほぼ診断が可能ですが、最終的には腫瘍細胞を手術で
摘出した後、組織診断が必要です。


治療はどうするの?

 

2、の腫瘍の場合手術により全摘出が可能な場合が結構あります。

1、の腫瘍の場合、脳が腫瘍になっているわけですから全摘出は望めないことが多く(細胞レベルでは必ず残存してしまうことが多い)、また後遺症を呈する可能性が高いです。
悪性度の強い場合はどんな治療をしても極めて予後は不良です。(5年生存率10%程度)放射線治療や化学療法を組み合わせることが多いです。

3、の腫瘍の場合は種類によってことなります。

4、の腫瘍の場合は癌の遠隔転移がおこっているわけですから癌の末期と考えたほうがいいでしょう。
しかし全身状態が安定している場合、腫瘍が多発性でない場合は手術で摘出
してしまう場合はあります。少しでも患者さんが有意義な残された生活が少しでもながくおくってもらえると判断したときのみです。


MRI:多形性神経膠芽腫(極めて悪性):分類1
 
MRI:髄膜腫(良性):分類2
 

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