デイケア雅の郷
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リハビリテーション
 ひとくちメモ
日本脳神経外科学会専門医、日本脳血管内治療学会専門医である私が最近の耳よりな情報について意見を交えて書き記しています

個人情報保護方針をアップロードしました。

 





頭を打ったんです。という軽い症例から激しい交通外傷まで実に多彩な原因があります。まず外来に来られた場合まず頭のレントゲンをとります。これは骨折があるか、異物が頭皮に入っていないかを確認する為です。
症状にもよりますが、骨折もなく神経学的にも異常がない場合は、十分な注意事項を説明し自宅で経過を見ることになります。
骨折がある場合、意識状態に異常がある場合、何らかの神経症状がある場合はCTを撮ることになります。それでは代表的なものを紹介しましょう。

急性硬膜外血腫
画像の左下の部分の凸レンズ状の部分が出血です。
頭を強く打ち、骨折があり、脳を包む硬膜の血管の断裂によることが多いです。
最初は意識がしっかりしており徐々に悪くなってくることがあります。
早期手術で救命が可能です。

急性硬膜下血腫
画像の右上の脳の表面の白と黒の部分が出血です。この症例では左側にも出血巣(脳挫傷)があります。激しい交通事故や落下事故に多く、すでに昏睡状態を呈していることが多く、早期手術が必要ですが、救命困難な場合が多いです。
今はやりのスノーボードをはじめ、スポーツ外傷で発症することがあります。

慢性硬膜下血腫
画像の右上の脳の表面の黒っぽい部分が血腫です。
この疾患は頭を打ったあと1、2ヶ月後に症状を呈する特有の疾患で、この症例の場合も歩行障害、頭痛を訴え来院されました。
脳はかなり歪んでいますが、小さな穴を開けて血腫を洗い流すことで症状が劇的に改善することが多いです。特にお酒を良く飲まれる、40歳以上の男性に多いようです。
こんな疾患もあるのだということをよくおぼえておいてください。

災害はいつ起こるかわかりません。避けられるものは避けましょう。

私ががいつも危ないと思っているのは、ヘルメットをしない、もしくは中途半端なヘルメットで乗っているミニバイク。ちょっと転倒したり、自動車と接触したりしてそれだけで悲惨な結果に終わる若者たちを大勢見てきました。注意してください。
外来をしていると信じられないけががたくさんあります。
赤ちゃんを寝かしていて立てかけていた机が倒れてきた。お風呂に入るのに赤ちゃんを洗濯機の上において服を脱いでいるうちに下に落ちた。自転車の前に幼児をのせて止めていた自転車がそのまま倒れた。 などなど…

お母さん、お父さん、似たような経験ありませんか?


 
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