デイケア雅の郷
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リハビリテーション
 ひとくちメモ
日本脳神経外科学会専門医、日本脳血管内治療学会専門医である私が最近の耳よりな情報について意見を交えて書き記しています

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梗塞とはなに?
  難しい言葉ですよね。心筋梗塞、脳梗塞まあいろいろありますが、梗塞とは、血管が閉塞することによってそれぞれの細胞に栄養がいかなくなり、その部分の細胞が死んでしまうことです。
つまり梗塞が治ることはありません。だから脳梗塞が治ることはないのです。
幸いに梗塞の部分が小さくて症状が軽かったり、また処置が早く、梗塞が完成するまでに治療を開始できれば症状が軽くすむ場合もあります。
つまり死にかかった細胞をよみがえらせることは可能な場合もあります。

脳血栓とか脳塞栓とはなに?
  これらは閉塞原因の違いによる病名の違いはありますが、いずれも脳梗塞です。
脳血栓とは、動脈硬化がどんどんすすんでゆき、血管がどんどん狭くなり血液が通れなくなりつまってしまうものなのです。
脳塞栓とはたとえば心臓に血の塊ができ(原因は不整脈、弁膜疾患など)それが脳に飛んでゆき血管を閉塞させてしまうものです。

原因は?
 

動脈硬化を起こすものがすべて原因になります。高脂血症、糖尿病、痛風など。
喫煙も大きな原因!心臓疾患(弁膜症、心房細動など)
つまりこの病気はなってからでは遅いのです。予防に努めましょう。


どんな症状がでるの?
 

脳梗塞のCT:左の黒いところが梗塞です

これはつまる血管によって違います。
一番多いのは片麻痺といって右か左の手足の麻痺がでることです。
手足のしびれだけの場合もあり、めまいだけの症状もありえます。
場所によっては命取りになる場合もあります。
頭痛はないことの方が多いです。


治療は?
 

最初にお話しましたように梗塞が完成していればその部分はもとには戻りません。やられかけている部分を活発にさせるのが治療の目的です。
血管をつなぐバイパス手術がはやった時期もありましたが、治療成績は内科的治療とあまりかわらず、現在では急性期の治療としてはあまり施行されていません。最近では超急性期に血栓を溶かすような血管内手術が施行される場合があります。



 
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