デイケア雅の郷
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リハビリテーション
 ひとくちメモ
日本脳神経外科学会専門医、日本脳血管内治療学会専門医である私が最近の耳よりな情報について意見を交えて書き記しています

個人情報保護方針をアップロードしました。

 

 

 理念

  • 患者様の立場に立ったリハビリテーション医療を提供する
  • 患者様に満足と安心の得られるリハビリテーション医療を提供する
  • 患者様に質の高いリハビリテーション医療を提供する

 基本方針

  • 患者様の残存能力を最大限に引き出すこと
  • 患者様の主体性と自己決定権を尊重し、それを支援する
  • リハビリテーションに対する意欲を持たせ、ご家族と一緒になって機能回復につとめる

 リハビリテーション科の体制

リハビリテーション科医師 1名
理学療法士 3名
理学療法助手 5名

 施設基準

基本施設リハビリテーション(U)
脳血管疾患等リハビリテーション(U)
運動器リハビリテーション(T)
呼吸器リハビリテーション(T)

 業務内容

  1. 脳卒中の片マヒ
  2. 脳神経外科疾患(クモ膜下出血・硬膜下血腫術後など)
  3. 整形外科疾患(骨・関節の変形性疾患、筋損傷、腱損傷など)
  4. 呼吸器疾患(肺炎、無気肺など)
 

主に急性期では原疾患の治療が最優先で行われます。患者様の廃用症候群を最小限にとどめるために、ベッドサイドで座位訓練・起立訓練等を実施していきます。早期からリハビリテーションを実施するリスクを十分に考慮しながら行うようにしています。

回復期には、より多彩で能動的な訓練を行っていきます。予後予測に基づき、多職種でリハビリカンファレンスを行い訓練計画を立て、退院後に生活が安全で快適なものになるように準備を行います。

維持期のリハビリテーションでは、地域の医療・福祉・介護サービスを準備調整したうえで、自宅での生活に戻れるようにしていきます。自宅退院が困難な場合、他の病院、施設での生活を選択される場合もあります。退院後、引き続きリハビリテーションが必要と判断され、患者様がご希望される場合には、以下のような形で訓練を継続することが可能です。

  1. 外来リハビリテーション:月曜から土曜日の午前9時から12時まで医師の診断と処方に基づき外来にて医師または理学療法士による訓練を受けることが出来ます。
  2. 訪問リハビリテーション:当院リハビリテーション科では主治医の処方に基づき訪問リハビリテーションを受けることが出来きます。介護保険をご利用の場合、介護支援専門員に相談を受けての利用となります。ただ、現在実施人数に限りがありお受けできない場合も多々あります。

 物理療法とは

 

物理的なエネルギー(熱・水・光・電気など)を外部から人体に応用し、痛みの軽減や、血液循環の改善、リラクゼーションなどの目的で使用します。
また、物理療法は「科学と技術」の組み合わせといわれ、目的に応じた正しいエネルギーを選択し、正しく使用することが効果的な治癒促進をもたらします。 

物理療法の種類

 

物理的なエネルギーを利用して行う物理療法にはさまざまな種類があります。

■ 冷却療法(Cryotherapy)

アイシング

■ 温熱療法(Thermotherapy)            

ホットパック マイクロウエーブ パラフィン

■ 水治療法(Hydrotherapy)

過流浴

■ 電気療法(Electorical Therapy)

低周波

■ 光線療法(Phototherapy)

半導体レーザー

■ 力学的機器を用いた治療法

機械的牽引

 ROM訓練とは

  ROM訓練には他動的ROM訓練と自動介助的ROM訓練があり、その訓練の目的は関節可動域の維持および増大です。他動的ROM訓練は、拘縮を予防する良い方法であり、ROM訓練の原則とされています。また、自動介助的ROM訓練は、自助による場合とセラピストや機器による介助があり、筋力の増強等を目的としています。
 

筋力増強訓練とは

  筋力が低下すると様々な動作が困難になります。個々にあわせた設定を行います。
運動の種類として以下のような方法があります。

・静的収縮
(等尺性収縮:isometoric contraction、同時性収縮)

  等尺性収縮は外力に抵抗して筋収縮するが筋の長さが一定で、関節運動がおきない運動です。同時性収縮は外力でなく拮抗筋との間で同一の張力が発生し筋の長さが一定で関節運動がおきないことを言います。

・動的収縮
(等張性収縮:isotonic contraction、等速性収縮:isokinetic contraction)

  等張性収縮(求心性収縮、遠心性収縮)では抵抗に抗して筋が収縮し関節運動をおこし、求心性収縮(concentric contraction)では筋の長さが短縮します。遠心性収縮(eccentric contraction)では筋が収縮しながら伸ばされる事をいいます。等速性収縮は、全可動域で筋の収縮速度を一定に調節した運動で特殊な機械を使用したときに可能となります。

・筋収縮様式と筋力増強訓練の特徴

 

等尺運動は、関節運動を起こさず筋収縮得られるので関節の固定が必要な時期から行え、関節を動かす事によって起こる痛みや関節破壊を防止する手段として優れています(血圧上昇し易い)。

抵抗を加えた等尺運動は、外部から筋収縮に見合った最大抵抗を加えて関節運動を起こさない。また、最大の筋収縮を出しやすいという特徴があります。同時収縮による等尺運動は、主動筋と拮抗筋の同時収縮によるものです。

等張運動は、求心性等張運動と遠心性等張運動に分類され、遠心性等張運動の方が最大筋力が高く、等張運動は筋力に応じて、自動介助運動、自動運動、抵抗運動に分けられています。(筋のポンプ作用を賦活する、心肺機能の働き促進)。

1.筋肥大

 

これは筋力増強訓練などにより筋繊維が太くなる(肥大)為に筋力が増す現象です。一般には筋力増強訓練を開始して、2週間前後から認められます。

2.神経学的要因

 

これには「運動学習による運動単位参画パターンの改善」、「インパルス発射頻度の増加」の2つがあります。「運動学習による運動単位参画パターンの改善」は、力の入れ方・身体の使い方・運動技術の向上などにより、筋の使い方が向上することをいいます。「インパルス発射頻度の増加」はどれだけ、頭から筋に対して指示(電流)を出すことが出来るかです。つまり、やる気・意欲・火事場の馬鹿力と言われる部分の能力です。

訓練開始後、早期の筋力増強の効果はこの「神経学的要因」によるものです。


筋力増強訓練の実際

持久力訓練とは

 

持久力とは、疲れることなく、どれだけ長い時間動くことができるかという能力のことをいいます。持久力訓練の目標は日常生活に支障のないように、できるだけ長い時間、疲労せずに活動を続けることです

持久力訓練を行うことによって、疲れることなく長い時間活動できるようになっていきます。持久力訓練の方法としては、1度に大きな力を出し訓練をするのではなく、何度も繰り返し休息をとりながら訓練をすることで、筋肉の持久力だけでなく心肺機能も向上させることができます。この訓練はすべての訓練の基礎となる訓練になりますので、非常に重要です。ただ、この訓練の内容は、個人差がかなり認められるため注意が必要です。特に脳卒中片麻痺になり、ベッド上で安静にしなければいけない期間が長くなればなるほど、座っているだけで非常に重い負担となってしまいます。


持久力訓練の実際

ADL(日常生活動作)訓練とは

 

病気やけが、寝たきりなどによって困難、もしくはできなくなった日常生活に必要な基本動作(移動、食事、トイレ、入浴、家事など)を評価し(どのように困難か、どの内容が不可能かなど)、必要であれば自助具の検討をしたり、できるだけ自立できるようにする指導・練習のことです。その時はもちろん患者・利用者・家族・社会的背景などを考慮して検討されなければなりません。


 ADL訓練の実際

歩行基本動作訓練とは

 

これは平行棒、杖などを使って訓練室を歩く基本的動作の練習です。最初は平行棒内での歩行訓練を行い、安定性が増してくれば杖での歩行に移行していきます。また、応用歩行、障害物歩行なども行っていきます。


歩行訓練の実際

  脳卒中治療は急性期の脳外科・脳血管内治療だけではありません。その後の継続的なリハビリテーションも重要です。
当院では脳卒中疾患を対象とする脳卒中急性期専門リハビリを中心に行っております。
病棟看護師・医師・理学療法士(PT)によるアプローチを行い、早期離床・ADLの獲得を目指しています。
個々の状況から持っている能力を最大限に引き出すために下記のような訓練があります。


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